間質性肺炎

間質性肺炎について

rr2.jpg間質性肺炎は、肺の間質(肺胞と肺胞を支える組織)に炎症が起こる疾患です。
間質性肺炎は急性および慢性の形態があり、病気が進行すると肺が硬くなり、
酸素の吸収が難しくなるため、息切れや咳などの症状が現れます。
原因が特定できない場合を特発性間質性肺炎(IIP)と呼びますが、職業的な暴露や自己免疫疾患が関連することもあります。

主な症状

  • ・息切れ
    最も一般的な症状で、特に運動時に顕著です。病気が進行すると、安静時でも息苦しさを感じることがあります
  • ・乾いた咳
    持続的で痰のない乾いた咳が特徴的です。症状が進むにつれて頻度が増します。
  • ・倦怠感と体重減少
    病気が進行するにつれて、全身的な疲労感や食欲の減退、体重減少が見られることがあります。

間質性肺炎の原因

間質性肺炎の原因は多岐にわたりますが、以下の要因が関連することが知られています。

  • ・自己免疫疾患
    関節リウマチや全身性強皮症などの自己免疫疾患が、間質性肺炎のリスクを高めることがあります。
  • ・環境因子
    長期間の粉塵、ガス、化学物質などの吸入が原因となることがあります。これらは職業に関連する場合もあります。
  • ・遺伝的な要因
    一部の特発性間質性肺炎は、遺伝的要因が関連していると考えられています。

予防と生活管理

間質性肺炎は原因が不明な場合が多いため、予防が難しいですが、以下の点に気をつけることでリスクを減らすことができます。

  • ・禁煙
    喫煙は間質性肺炎のリスクを高めるため、禁煙が強く推奨されます。
  • ・職業的な暴露の管理
    粉塵や有害物質への長期間の暴露を避けるために、適切な保護具を使用することが重要です。
  • ・早期発見と治療
    症状が現れたら早期に医師の診察を受け、適切な治療を開始することが、進行を遅らせるために重要です。

当院では、間質性肺炎の診断と治療において、専門的なケアを提供しています。
正確な診断と、患者様に最適な治療を提案し、長期的なサポートを行っています。
症状が気になる方は、ぜひご相談ください。



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泉佐野おかざきクリニック/眼科・呼吸器内科・泌尿器科・糖尿病内科

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